
厚生労働省・新潟労働局では、年次有給休暇の取得促進に関する取り組みとして、「年次有給休暇を活用して新潟県の魅力に触れよう」と呼びかけています。
地域のイベントや自治体の活動などにあわせて年次有給休暇を取得することで、家族との時間や地域活動への参加、新しい働き方・休み方につなげていくことを目的としたものです。
年次有給休暇の取得は、働く人の心身の健康やモチベーションの向上だけでなく、企業にとっても計画的な業務運営や職場環境の改善につながります。
また、リーフレットでは、年次有給休暇を取得しやすくする方法の一つとして、「年次有給休暇の計画的付与制度」が紹介されています。これは、年次有給休暇の付与日数のうち5日を除いた残りの日数について、労使協定を結ぶことで、あらかじめ取得日を決めることができる制度です。
一斉に休暇を取得する「一斉付与方式」のほか、班やグループごとに取得する「交替制付与方式」、個人ごとに取得日を設定する「個人別付与方式」など、企業・事業場の実態に応じた活用ができます。
【ポイント】
本件については、次の点がポイントとなります。
企業側のポイント
- 年次有給休暇を取得しやすい環境づくりは、従業員の心身の健康維持や働きやすい職場づくりにつながります。
- 計画的付与制度を活用することで、休暇の予定を事前に把握しやすくなり、業務の調整や人員配置を計画的に行いやすくなります。
- 制度を導入する際は、会社側だけで決めるのではなく、労使協定を締結したうえで、職場の実情に合った方法を検討することが大切です。
働く人側のポイント
- 地域のイベントや家族の予定などにあわせて年次有給休暇を活用することで、仕事と生活のバランスを整えるきっかけになります。
- 計画的付与制度が導入されると、あらかじめ休暇の予定を立てやすくなり、「周囲が働いているので休みにくい」といった心理的な負担の軽減も期待できます。
- 一方で、年次有給休暇のうち少なくとも5日分は、働く人が自由に取得できる日数として計画的付与の対象外となります。
【まとめ】
年次有給休暇は、単に「仕事を休むため」の制度ではなく、心身のリフレッシュや家族との時間、地域活動への参加など、生活をより充実させるためにも活用できる制度です。
企業にとっても、従業員が休暇を取得しやすい職場環境を整えることは、働きやすさの向上や計画的な業務運営につながります。
制度の理解を深め、労使でコミュニケーションを取りながら、トラブルの未然防止につなげることが重要です。
詳細やリーフレットについては、下記をご確認ください。
「年次有給休暇を活用して新潟県の魅力に触れよう」リーフレット(厚生労働省・新潟労働局)

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