
厚生労働省では、建設業の働き方改革や労働環境の改善に向けた取り組みとして、次の2つのWebサイトを通じた情報発信を行っています。
・特設サイト「はたらきかたススメ」
・「建設業従事者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」
建設業では、令和6年4月から時間外労働の上限規制が適用されています。これまでの取り組みにより労働時間は短縮しているものの、全産業と比べると、なお長時間労働の傾向がみられます。
また、将来の担い手を確保していくためには、労働時間の短縮だけでなく、適正な工期の設定や処遇の改善、安全で働きやすい環境づくりを進めていくことも大切です。
こうした建設業の働き方改革について理解を深める際に活用できるのが、今回ご紹介する2つのサイトです。
■ 特設サイト「はたらきかたススメ」
建設業をはじめ、時間外労働の上限規制が適用される業種について、働き方改革への理解を深めるための情報が掲載されています。
発注者・受注者など、それぞれの立場で働き方改革について考えるきっかけとして活用できます。
■「建設業従事者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」
建設業における長時間労働の改善に向けて、時間外労働の上限規制などに関する情報を確認できるポータルサイトです。
建設業では、単に残業時間を減らすだけではなく、適正な工期を確保することも重要です。発注者・受注者の双方が制度や建設業特有の事情を理解するための情報源として活用できます。
【ポイント(企業・働く人双方に向けて)】
<企業側のポイント>
・時間外労働の上限規制を守ることができるよう、無理のない工期や業務体制を検討することが大切です。
・工期を設定する際には、週休2日の確保に加え、猛暑日や降雨・降雪などによる不稼働、現場への移動時間なども考慮することが求められています。
・発注者と受注者がそれぞれの事情を共有し、必要に応じて工期や契約内容について話し合える関係づくりも重要です。
<働く人側のポイント>
・建設業にも時間外労働の上限規制が適用されており、長時間労働を前提としない働き方への転換が進められています。
・週休2日の確保や適正な工期設定は、労働時間の改善だけでなく、安全で健康に働き続けられる職場づくりにもつながります。
・ポータルサイトを活用して、労働時間に関するルールや建設業の働き方改革について知っておくことも大切です。
建設業の働き方改革は、企業側だけ、働く人だけの取り組みではありません。
発注者・受注者、そして実際に現場で働く方々がそれぞれの立場を理解し、無理のない工期と働き方をつくっていくことが、持続可能な建設業につながります。
【まとめ】
制度の理解を深め、トラブルの未然防止につなげることが重要です。
建設業の時間外労働の上限規制や働き方改革について確認したい場合は、厚生労働省の「はたらきかたススメ」および「建設業従事者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」をぜひご活用ください。
・特設サイト「はたらきかたススメ」(厚生労働省)
・「建設業従事者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」(厚生労働省)
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